デザイン観測

デザインもの(乗り物関係が多くなるのかなぁ)について書いたり描いたりして自分なりに理解していく備忘録的な感じです。絵は15分以内で描くのをゆるいルールにしてます。あ、面白ハンコ屋さんの中の人です。http://www.hankopla.net

ヒラリー・クリントンのビジュアル的な解釈【今日はホントは何か乗り物を描こうと思ったのだけど】

僕は政治的な立ち位置みたいなものは特にないのだけど、てっきりこの人が次のアメリカ大統領になるもんだと思っていました。

だから以前トランプさんを描いた時も、なんとなく落選する大統領候補みたいなニュアンスでまとめたわけですが、世の中わからないもんですね。

ただ、アメリカの人に聞くと意外と元々トランプ候補の支持も根強くて選挙の結果は最後まで分らないくらいの接戦になると思うという意見が多くて、どちらにも特に肩入れしていないシラフの人は、今回は良い方を選ぶのというより悪い中からマシな方を選ぶ選挙だよ、という意味の事をいっていたので、こういう両方とも苦戦する泥仕合的な選挙戦では不動産の叩き上げ的なキャラクターの方が強さを発揮しやすかったりしたんでしょうね。

とにかく、アメリカの人が自国のリーダーを選んだわけですから、そこに文句はない一方で、できれば穏便で平和な世界になってくれる方向でお願いしたいのだけど、なんかキナ臭くなる気配もするのが僕も含めた人類の心配のタネって感じなんでしょうか。

まぁ、ヒラリーさんが大統領になっていたら、穏便で平和な世界だったかどうかも良くわからないっちゃわからないんですけどね。

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新垣結衣のビジュアル的な解釈【美人の黄金律を忠実に配合したような美人】

この人に関する一番古い記憶は「ポッキー」のTVCFでダンスしていたヤツなのだけど、その頃からもの凄い美人でとても印象に残っています。

今やっている主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも相変わらずというか、更に美人度合いに拍車が掛っている感じなのだけど劇中ではあんまり美人扱いされていないトコが実はこのドラマの隠れた大きなフックになっているような気もします。

いや、でもホントしつこいようだけど、この人は美人の黄金律を忠実に配合したような美人で、国が違っても時代が違っても流行り廃りとか趣味趣向とかに関係なく、とにかく美人に認定されるんだろうなぁと思います。

表情も大きくて正に女優さん向きだと思うし、その一方でどこか他者を寄せ付けない気配があるようなトコもやっぱりタレントさんっていうより女優さんとしてのベクトルなんじゃないかと思います。

今回のドラマは、もちろん引き続き観ますよ。この人が出てるだけで眼が喜ぶんですもん。

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りゅうちぇるのビジュアル的な解釈【商品企画的な手法としても興味深い】

好き嫌いでいうと、僕はこの人がかなり好きなんだと思います。テレビで見かけるとなんか嬉しいですもん。

すごくハンサムというか美形な容貌に女性的な言葉づかいで、更に彼女とセットで登場してきた際には「なんかすごいなぁ」と思いましたけど、むしろ最近では、この人自身の面白さとか話の「返し」みたいなもののレスポンスにとても感心しちゃいますよ。

特に、これまでの若きファッションリーダー的な人って他者に対して微妙に攻撃的だったり、上から目線だったりみたいなトコが見え隠れするせいか、なかなかテレビに定着していかなかったような気がするのだけど、この人は他人に対してネガティブな事を全然いわずに、とてもピースフルでそういうトコは以前描いた藤田ニコルと近い部分なのかも。

この調子でしばらく進んで、いいタイミングでドラマかなんかでキリッとした正統派ハンサムの役とかに当たると、すごくいいポジションを確立できるのかも知れませんよね。

ところで、こういうキャラ戦略みたいなのってやっぱり専門の係の人とかいるのかな?商品企画的な手法としてとても興味があるなぁ。

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なぜか時々見掛ける人【僕は“ヤン爺”って呼んでいる】

高速道路のパーキングエリアとか観光地限定なのだけど近頃、年齢でいうと70歳超の感じのヤンキーを目撃するような気がします。

大体、観光バスか貸し切りのマイクロバスで現れて、大きな声で何かしゃべって土産物かなんか物色しだすので結構ぼんやりしている僕でも気づくわけだけど、このタイプは以前僕描いた人と違って色々な人が一定数存在するんだと思います。

だって混んでいる高速道路のPAには7~8人同時に居たりするんだもん。

で、まぁ列に並ばなかったり、お店の人にイチャモンつけたり、ゴミをちらかしたりみたいな行儀の悪さはあったりするようで、あんまり評判はよくない種族になっている模様だけど、ぼく的にはとりあえずお元気で何よりって事にしておきたいと思います。

でも、年を取ったら取ったなりの「愛され力」を示してくれた方が後進へのメッセージににはなるような気はするんですけどね。

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DUCATI 750SS【“ナマイキいってすいませんでした!”ってなる】

僕は音楽でも乗り物でも基本的に最新型が好きなのだけど、古いヤツの中に時々「こりゃやっぱりスゲーな」と思うのがあります。

このドゥカティの750はそんな一台で、ホンモノを見るとホントにカッコ良くて「うわー、ナマイキいってすいませんでした!パイセン!」って感じになります。ホントになります。

1970年代のドゥカティのプライドとかやる気とか美意識をまとめてブッこんだ、文字通り当時のスーパースポーツモデルで、この手のバイクって次々と世界中のライバルが新型を投入して来るから、性能的に負けてくると「単に古くなる」だけで時代から消えていく機種も少なくないのだけど、時々こういう風にビンテージ化していくモデルがあるんですね。

性能を売りにしていたモデルがライバルに性能で劣ってきたとしても存在感を放つことができて、更にクラシックとかビンテージとかになっていけるっていうのは、その後の時代の人々の意識にもしっかりと刺さる要素を持っていて、かつ敬意を持って見てもらえる何かがあるんだと思うわけです。

で、その何かっていうのは多分「カッコ良さ」とか「美しさ」みたいな視覚的な要素が結構な部分を占めるような気がするわけだけど、そういう要素って時代によってストライクゾーンが変わっちゃうので、それでも残るモノってやっぱり普遍的な美意識を発明したか、または変化し続ける人々の意識にたまたまマッチしたかのどちらかだと思うのだけど、そういうのっていずれにしてもマーケティングとかデータ解析とかでは見つからないヤツだと思うわけなんです。

だって、50年後にビンテージ化して新車価格よりずっと高く取引されているかどうかとか、今の当事者全員にとって全然必要ない指標だし予測スパンが長過ぎるもん。

でも、そんな風に残るモノには作った人達の矜持が色濃くコーティングされてるような気もするわけです。

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