新しいNSXは発売が近いってのもあって、なかなかの人気ぶりでした。
ミドシップ、四駆、ハイブリッドとか解りやすく「全部のせ」だし、なにより「ホンダのスポーツカー」って多くの人に期待されるコンテンツだし。
カタチも「NSX感」がしっかりあって中々カッコいと思います。フェラーリとかランボルギーニとかじゃなくて、BMWのi8とかアウディのR8なんかのクールな系譜に入るのかな。ホンダのフラッグシップとしての存在感はしっかりあると思いました。
一方のシビックタイプRは、よりホンダ本来の顧客層に近いセグメントの機種で、シリーズ初のターボエンジンとか750台の限定販売とか話題性もあるみたいだけどカタチはこれで良かったのかな?「ホンダの」「シビックの」「スポーツモデル」としての気配があまり見当たらないような気がします。
バッキバキのエアロパーツやオーバーフェンダー処理からすると「タイプR」っていうより「シビック・エボリューション」的に見えるというか、少なくともN-ONEからNSXまでのラインナップの中では浮いた存在になっちゃてるような気配かも。
ホンダって乗り物好きの期待を集める要素のあるメーカーなので、商品群としてのストライクゾーンを自分たちできちんと定義してくれると、より強いブランドになると思うんだけどなぁ。