急にニュースでこの人の名前を、聞くようになりましたね。
STAP細胞の騒ぎの時は、僕は報道のスピードに乗り遅れちゃったのだけど、いろんな細胞に変化できる「素」の細胞を作る方法を編み出したとか、いやインチキだとかっていうような話だったと思います。
僕は詳しいことは相変わらず分からないままなのだけど、当時これがもしホントなら、病気や怪我に対する治療が変わるかも知れないなぁと、具体的な身内や知人の顔を浮かべながら思ったのを少し覚えています。
で、この小保方さんが、論文でやらかしたんじゃないかということで色々と、とっちめられたんだったと思いますが、話の真偽とか倫理的なあれこれとかより、記者会見で、自分の主張をきちんと述べるところに感心しました。
みんな、ヒステリックになったり、支離滅裂になったりといった反応を期待していたのかもしれないけど、確か意外としっかりと対応していたように思いました。
ただ、研究者のポジションとしては、それで全然いいと思うのだけど、世間は「悪さしたんだから反省しろ」とか「泣いて詫びろ」みたいな気運だったので、逆に「こなろ!なんかナマイキだな」なんて感じの印象を持たれちゃったんでしょうかね。
パッと見、薄幸な感じのか弱そうな人なのに、中身は打たれ強い研究者的な回路で駆動しているトコが、もしかしたら反感を買っちゃう要素のひとつなんでしょうかね。