僕にとってはバイきんぐ・小峠と同じくらい、なぜかテレビで見かけると、じーっと観ちゃうのが、この人なんです。
タレントさんとしては、これまでにもたくさん存在したギャル系/おバカ系の系譜に分類されているような気がしますが、この人はこれまでの人たちとは明らかに違って、排他的じゃない気配が強いような気がします。
特にこれまでのギャル系の人は、「自分たちの周りはこうだもん」とか「他のジェネレーションの人たちにはわからないに決まってるもん」的な要素を内包したキャラクターが主で、まぁそういうトコを強みとか売り物にしていた気がするんですが、そういうのって、おっさんが思い浮かべるギャル像な感じというかステレオタイプな一部のイメージを凝縮しただけなんじゃないかと思うんです。
そのせいか、逆に一層「キャラクター感」が強くて、もひとつ座りが悪いというかリアリティに欠けるように見えて、同様に「すぐスネそう」にも見えるような時があったりするのは、事務所の方針とか色々あるのかも知れないけど、ちょっと古いというか、損な気がするかなと思うんです。
そういえばこの間、何かでみた「女子高生社長」のヒトなんか正にそんな感じでしたよ。
その点、この人はとてもリアルに見えるというか、基本的に機嫌が良くて、人懐っこくてポジティブ見えるところが、この層のタレントさんとしてはとても異質に、新しく見えるような気がします。
