最近、人物ばかり描いていたので、そろそろ何か乗りものが描きたくなって今日はこのクルマにしました。
フォードの初代マスタングといえば後ろがハッチバックっぽいスタイルになっているいわゆる「ファストバック」のヤツが一般的なイメージだと思うのだけど1964年のデビュー当時はコンバーチブルと、このハードトップクーペという二つのボディタイプでスタートして、ファストバックはその後追加されたスタイルなだけど、白地に青の二本ラインがボンネットからトランクまで走る伝説のシェルビー/GT350とか、スティーブマックイーンの映画『ブリット』では深緑色のファストバックが鮮やかに大活躍したりしたのもあってマスタングといえばファストバックっていう感じになっていると思うというか僕も長い事そう思っていたのだけど、最近なんだかこのクーペスタイルのマスタングがカッコいい気がしています。
なんかこう、よりクルマらしいシルエットをしている感じがするっていうんでしょうか、まぁ最近はこういうハンサムなクーペボディのクルマが少なくなったので余計にそう思うのかも知れませんけどね。
そういえば、昔はこのクルマのことを「ムスタング」と発音していた気がするのだけどいつの間にか「マスタング」になっていましたね。
フェンダーのエレキギターの方は相変わらず「ムスタング」だと思うのだけど、なんかその辺に事情とかあるんでしょうかね?
それにしても、気が付けばここにマスタングを描くのは二回目でした。多分自分で思っている以上に僕はこのクルマが好きなのかも知れませんね。