昨年はあれこれ慌ただしくてバイクをあまり描けなかったのと、やっぱり僕の場合、一年の描き初めはバイクにしたいので今回はスーパーカブ/C100にしました。
ねずみ年は十二支の最初ってことで、ホンダのっつうか日本のオートバイの最初のヤツとして、すぐに頭に浮かんだのが、この初期型のカブってわけなんです。
最近また人気がグッと上昇しているこのバイクは、世界で一番たくさん製造されたモデルで、1958年からモデルチェンジしながらずっと作られていて、累計の生産台数は一億台以上っていうんだから、これはもう「大師匠クラス」の存在感で、もちろん今も記録更新中っていうんだから素晴らしいなぁと思います。
この最初のやつは、ディティールが今の機種とはあちこち違うのだけど、全体的な印象はやっぱりキチンと今に通じるカブで、そういう意味では最初のコンセプトとかデザインが60年以上経っても通用するという、ものすごいプロダクトだったんだなぁとあらためて思います。
そんな感じで、今年もどうぞよろしくお願いいたしますね。