前回の東京モーターショーではモノコック技術の展示だったヤマハの四輪は、
今回、ミドシップのコンパクトなスポーツカーになって登場してました。
造形的には細部まで良くまとまっていて、とてもカッコいいのだけど、
「ヤマハのスポーツカー」だからってバイクの造形エッセンスとか持ち込む必要はないというか、もっと根本的なヤマハらしさを磨いた方がいいんじゃないかなぁと思いました。
バイク屋が作ったクルマとしては、KTMのX-BOWがあるし、ミドシップの小型プレミアムスポーツにはアルファロメオの4Cやロータス・エリーゼだってあるわけで、そんな中で「どうなりたいのか」というメッセージが弱いかもしれません。
四輪のルールにヤマハを持ち込むんじゃなくて、ヤマハの解釈でクルマをつくればいいのになぁと思いました。