昨日スーパーへ買い物に行ったら、そこの駐車場にこれが止まっていて、それはもう驚きました。
これはマツダ・ルーチェの最初のモデルで、多分1960年代後半の製造じゃないかな。
それがミントコンディションっていうの?もうピカピカの状態で、雪の降る安売りスーパーの駐車場にあるんだもん。
眺めていたら、品のいいおじいさんが乗り込んで、買い物を終えた奥さんを後の席(!)に乗せて走って行ったんだけど、それだけで優雅でとてもいいシーンでした。
このクルマは、僕の好きなジウジアーロが、ベルトーネにいた時にデザインしたものだったと思うのだけど、正に、まごうことなきイタリアンデザインで当時の国産車の中でも相当洒落たクルマなんだけど、販売台数が少なかったのか、僕も本物を見たのは4~5回くらい(ミュージアム含む)じゃないかな。
ホントに美しいセダンで、こういうのに乗って年を取っていくのって、ステキだなぁと改めて思ったのだけど、今、新車で買って50年後にも「いいなぁ」と思えるクルマってどれかと考えると結構難題かも。