夏なんで赤いクルマを描きたいなぁとぼんやり思っていたら、ふと156を忘れていたのに気づきました。
これはホントにアルファロメオらしいセダンで、サイズ感も丁度いいしカタチも程よく前衛的で僕は最近のmitoとかジュリエッタとかよりずっとイカすなぁと、こっそり思っています。
これは後にフォルクスワーゲングループのデザイン担当のえらい人になったワルター・デ・シルヴァさんによるスタイリングだけど、どうも僕はこの人の手掛けるクルマにはコロっと惹き付けられるところがあるみたいです。
話によると、これからのアルファロメオはプレミアムブランドとして展開していくそうで、後輪駆動のプラットフォームなんかもじゃんじゃん使って高めの価格帯に乗り込んでいくみたいですが、発表されている新機種のスタイリングは僕にはもひとつピンと来ないというか、他のプレミアムブランドとの競合対策感が強いような気がします。
アルファロメオって「アレにしようかコレにしようか」と迷った結果選ばれるっていうより、最初っから一点買いされるべきブランドだと思うので、そのためにはやっぱり、もっと強烈な個性が必要なんじゃないかなぁと老婆心ながら思うわけなんです。
その点、この156はいまだにしっかりとしたオーラがあるし、中古市場では50万円くらいで買えたりもするので、なんか分らないけど今がチャンスっつうか旬なんじゃないかな。
僕はV6エンジンのマニュアルミッションが一番おすすめです。