今年は乗り物の当たり年で、カッコいいクルマやバイクがたくさん出た年でした。
クルマでいえば、以前ここで描いたルノー・トゥインゴはやっぱり素敵だなぁと思うし、バイクならホンダのアフリカツインとか、ハーレーのロードスターなんかは自分で買って、きちんと乗ってみたいとホントに思います。
そんな中、時期的にカーオブザイヤーのタイミングなので僕の脳内34名(全部僕だけど)の選考委員と会議を開きまして僕なりの今年を象徴するクルマを考えてみたわけですが、今年はイカすクルマが多かったので紛糾しました。
「やっぱりトゥインゴでいいじゃん」とか「なんかマツダにカッコいいのあったんじゃね?」とかケンケンガクガクでしたが、議長(それも僕だけど)の「それはもう描いちゃったじゃん」の一言で場の雰囲気がおさまり「じゃぁ」ってことで満場一致でこのレンジローバ・イヴォークのコンバーチブルに決まりました、
レンジローバーって昔からコンサバでフォーマルでありながら質実剛健みたいな感じで長い事マジメな町内会長みたいな気配だったと思うのだけど、イヴォークはカジュアルで遊び心があって粋な新しいレンジローバーの一面を作ったと思うんですね。
今も併売している普通の4ドアのイヴォークもとてもカッコ良くて秘かに「一番買いたい四駆」と思っていたのだけど、今年日本でも売り始めたこのコンバーチブルはSUVのオープンていう、ありそうでなかった新しい提案になっていて、スタイリングも品がありつつ男前な感じでイカすなぁと思うわけです。
そんなわけで、まだ描いていなかったという理由があるにせよ今年の全僕のカーオブザイヤーはこのクルマです。