デザイン観測

デザインもの(乗り物関係が多くなるのかなぁ)について書いたり描いたりして自分なりに理解していく備忘録的な感じです。絵は15分以内で描くのをゆるいルールにしてます。あ、面白ハンコ屋さんの中の人です。http://www.hankopla.net

アキラ100%のビジュアル的な解釈【僕は品がいいとすら思うのだけど】

なにやら最近、この人の芸に対して放送倫理的なトコにクレームが投入されたそうですが、僕はここ最近は日本のお笑い鑑賞力がグンと向上してきたと思っていたので、すごく驚きました。

なにしろ「裸」+「おぼん」+「ひとりコント」で面白くなるというのは全然思いつきませんでしたし、こういうのって灯台下暗し的な発明なので「うわっ!やられたなぁ」と感心したり、少し悔しかったりっていうのは分るのですが「子供の教育に良くない」とか「下品だ」みたいな話が発生するというのは、どうもピンと来なかったわけですね。

なんかこう、裸でおぼん一つ持っているだけなのに、ちっともイヤらしくないどころか、爽やかですらあるトコがこの人のすごさだなぁと思うというか、芸風的にはテツandトモと同じくらいの安心感とかNHK感(?)みたいなのを感じると思っていたので、むしろ「人はどんな状況でも堂々としていられる」という教育的な要素や、「明るくて礼儀正しければ裸でも何とかなる」という社会実験を見学しているような気がしていたので、おこられる要素が全然思いつきませんでしたよ。

もちろん、芸人さんなのでストレートに「芸がつまらない」とか「そもそも好きじゃない」という意見はあってしかるべきだと思うのだけど、元々「子供の教育」みたいなのは芸人さんの受け持ちじゃないような気もするっちゃするわけなんです。

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有村架純のビジュアル的な解釈【正に朝見るのにふさわしい顔】

この人についての一番古い記憶はTBSの「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」での竜雷太の彼女役なのだけど、その後「あまちゃん」での小泉今日子の若い頃役とか映画「ビリギャル」での主役(ちょうど先日ひかりTVの映画チャンネルで観ました)とか、随分守備範囲の広い女優さんだなぁと思っていました。

で、今はNHKの朝ドラ「ひよっこ」で主演しているわけですが、なんかこう朝に画面で観るのにふさわしい顔っていうんでしょうか、とにかく一日の始まりを飾ってくれると嬉しくなる容姿だと思います。

聞くところによると、この役のために体重を増やしたそうで、そういえば確かに「ビリギャル」の時なんかから見るとほっぺがパンパンだったりしましたよね。でもそのおかげで昔の茨城の奥の方の高校生にキチンと見えましたし、東京に舞台を移したあたりから少しずつ顔がスッキリしてきているような気もします。

そういう役作りをする若手の美人女優って珍しいと思うのですが、この人はどうやらそういうタイプみたいで、女優さんとしてガシっとやっていきたいという心意気みたいなのが強力にあるんじゃないでしょうか。

ドラマの内容も、子供時代をすっ飛ばして高校時代から始まったり、時代設定的に戦中戦後の苦労話みたいなのが無かったり制作側の視聴者層の再定義があった感じでスイスイと安心して観られる仕上がりになっているような気がします。

なんかこう、朝のドラマはやっぱり気持ちよく晴れやかなのがいいと僕も思うんですね。

ホントは連ドラ予約して夜に観ているんですけど。

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※この原画はプレゼント済みです。

ヒュー・ジャックマン【折り紙に描いてみる・その4】

最近、この人の姿をテレビで良く見かけるなぁと思っていたら間もなく新作の映画LOGAN/ローガン』が公開されるんですね。

いうまでもなくX-MEN』の「ウルヴァリン」がドはまり役なこの人は、もの凄くハンサムですっきりしたマッチョな上、ワイルド感と悲哀を合わせ持った俳優さんなので、そりゃもう世界中にファンがたくさんいるんだと思います。僕でさえ『X-MEN』シリーズは全部(多分)観てますもん。

なので今回の映画も観るんだろうなと思うというか是非観たいと思っています。

悲しい事とかがあったりして心が弱っている時には、こういう背景に悲哀のある不死身の男の映画を見るのは、なんかいいんじゃないかと思うんです。

あ、この人がウルヴァリンを演じるのは、これが最後になるらしいですね。そうなるとますます観ないわけにはいかないなぁ。

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ニッキー・ヘイデン【僕が一番応援しているライダー】

この人とは同時期に同じ場所にいる機会が時々あったので、なんだか妙に親近感が湧いて、以来ずっと応援しています。

ホンダでmotoGPのチャンピオンを獲得した時は、もの凄く嬉しかったのをハッキリ覚えていますし、バイクの世界グランプリってやっぱりヨーロッパ人のものなので、アメリカ人のこの人がタイトルを獲得するのってとても大変だったと思うわけです。

何しろ他のライダーは小排気量から徐々にステップアップしてきているので各サーキットの経験も豊富な一方、これまでのアメリカンライダーの習わしなのか、この人もいきなりグランプリの最高峰クラスに参戦してきたわけですからそれはもう大変だったろうなと思います。

で、またグランプリのレーススタイルって結構ネチっこいトコがあるのだけど、そんな中この人は正々堂々とレースをするタイプで、多分それは性格的なものなんだと思うのだけど、アグレッシブでありながらフェアでクリーンなレーススタイルは自分が真剣に取り組んでいるスポーツ全部に対して敬意を示していたんだと思うというか、とにかく超ナイスガイなわけです。

とてもハンサムだし、今取り組んでいるSBKのチャンピオンを獲得した後、いつか引退したらホンダのブランド大使になってバイクレースの素晴らしさを広めてくれたらいいと僕は心底願っています。

 

と、ここまで書いていたらトレーニング中の自転車事故で入院中だったこの人の訃報が届いてしまいました。

今回の記事はお見舞いとか応援の予定だったので復帰を願って全部現在形で書いていますが、過去形に直すのは嫌なのでこのまま進めていきますね。

とにかく僕は追悼の記事とかは書きたくないのと、大事なヒーローを失った実感が固まりで流れ込むのは困るんです。

 

絵に書いたハッシュタグは世界中の「ニッキーがんばれ!」の表れだったので、最後に「kentuckykid4ever」を書き加えなくてはならないのが本当に本当にさみしかったなぁ。

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※この原画はプレゼント済みです。

木村カエラのビジュアル的な解釈【できれば人類の代表になってほしい】

この間、季節外れの寒気のせいでキュっと寒い日に外であれこれ活動していたら、にわか雨に遭いまして、すっかりずぶ濡れになったんですが、この人の新曲「HOLIDAYS」を口笛で吹いたら寒くて冷たい中でも何だかハッピーになりました。

思えばこの人の楽曲はそういうハッピーなのが多くて日本の女性シンガーとしては中々めずらしいタイプのような気がします。いや、なんかこう「別れ」とか「さみしさ」とか「悲しみ」とか「情念」とかを歌う人が日本には昔から多いかなと思ったもんですから。

その点、この人の場合は楽曲や自身の存在感が世の中のハッピーに繋がっている感じで、見たり聴いたりするとなんだか幸せになるような気がします。

時々思うのだけど、世の中のリーダーって政治とか経済の得意なおじさんが、しかめっ面して担当している場合が多い気がするわけですがホントは周りをハッピーにする人こそ、そういう役割にふさわしいのではないかと思うんです。

世の中って「ああいう人になりたいなぁ」と思える人がリードして導いてくれるのが筋だというか、要はドナルド・トランプばっかりの星と、木村カエラばかりの星なら普通はみんな後者に住みたいと思うんじゃないかなぁと思うんですね。

つまり「今の局面の損得みたいなことを主張する」ような瞬間芸的な感じじゃなくて「みんながみんなを幸せにしたらいい」という普遍的な「ありたき姿」を描くには音楽の力はまだまだ有効なんだなと示してくれているようで、そこが僕には清々しいんじゃないかなぁと思っているわけです。

お、なんか今日はいいこといったような気がするぞ。

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※この原画はプレゼント済みです。