デザイン観測

デザインもの(乗り物関係が多くなるのかなぁ)について書いたり描いたりして自分なりに理解していく備忘録的な感じです。絵は15分以内で描くのをゆるいルールにしてます。あ、面白ハンコ屋さんの中の人です。http://www.hankopla.net

綾瀬はるかのビジュアル的な解釈【この守備領域はこの人だけのポジションの気がする】

最近観ているドラマのひとつが『奥様は、取り扱い注意』なんですが、正に主演はこの人がピッタリだと思います。
最近増えている演技力の底知れなさをほとばしらせるタイプの役者さん達とは違うタイプだけど、画面にこの人が現れると観ている側が心穏やかになるというか独特な平和感を感じるみたいな機能を持っている数少ない女優さんなんじゃないでしょうか。
その辺はアクションシーンの多い今回の作品でもやっぱり共通しているし、この人の守備領域は実はこの人だけが対応できるポジションなんじゃないかと秘かにニラんでいます。
あと、それはもう明らかに美人なのだけど、いわゆる美人の黄金律みたいなのとはちょっと違う構成な気がします。

そういうのに当てはめると逆にわかりにくいというか、この人の本質は「人に緊張感を与えない」とか「排他的な気配がない」みたいな普通、美人が微妙なスパイスとか隠し味的に持っている要素が配合されていないトコにポイントがある美人なんじゃないかな。なんかそんな感じがします。


そういうあれこれのせいなのか、もの凄く大事にされている女優さんの感じがするなぁ。

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東京モーターショーレポート【今回はバイクがとても良かった】

今回はいつにも増してバイクが面白かったと思います。多分、少しずつだけどグローバルで二輪の売れ行きが良くなってきたとか、何か市場にいい感じの風が吹き始めているんですかね。

特にホンダのモンキー125なんかは、入門機であると同時に「乗れるペット」として可愛がることのできる要素をキチンと持っていると思ったのと、やっぱりホンダのラインナップにモンキーは必要だという事をわかってくれているんだなぁととても嬉しくなりました。

あとカワサキのZ900RSは自分たちのお客さん像をキチンと考えて、それを今の技術とかマテリアルとかで上手にまとめて「提案」している感じがしてとてもいいなと思いました。僕のバイクキャリアには実はカワサキ車がないので、そこを埋める車種としてもこれは買いたいと素直に思いました。

こういうのを東京モーターショーで初公開したり今回のカワサキはかなり気合いが入っていたと思います。ブースになんかこう活気があふれていたと思うもん。

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東京モーターショーレポート【コンセプトカーについて/“未来”が“現在”から繋がっていない気がする】

東京モーターショーを見学してきました。やっぱりここは日本で一番ちゃんとしたショーだと思いましたし今回も、なかなか見所が多くて僕はとても楽しめました。

何しろ日本は乗り物メーカーがたくさんあって二年に一度、各社の意気込みとかをいっぺんに見る事ができる貴重な機会なわけで、まぁ人によってはドイツとかイタリアのショーが最高だという意見もあるようですが僕は東京モーターショーがとても好きなんです。

事前の噂通り、各自動車メーカーブースの真ん中に展示されているのはパワーユニットが電気モーターで、人工知能が搭載されている感じのコンセプトカーが多かったですが、時代の風向きがそうなっているのは事実だと思うので、それはそれでいいのではないかと思います。

ただ、ちょっと極端に振れているというか「クルマの将来は全面的にコレ的なヤツに決まってます」という気配が強過ぎるような気がしたのと、造形的になんかこう本来自動車が持っているハズの楽しさとかカッコ良さを消しているような気がしました。

大気汚染を改善したいとか石油由来の燃料以外のエネルギーを模索したいというのは、もちろん大事な事だと思うのだけど、そのためにクルマが持っている美意識とか楽しさとかを捨てたり隠したりする必要はないっていうのかな。誰かが、それなりに大金を払って買うものには理詰めの正義以外にも大事な要素があるような気がします。多分その辺が電気モーターの自動車が普及していく上でも、やっぱり大事になってくるんじゃないですかね。

ホントになんとなくですけどそんな気がしました。

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バカリズムのビジュアル的な解釈【狂気と知性+説得力のハイブリッド】

この人の一番古い記憶は黒のタートルネックを着て「トツギーノ」っていうフリップネタを演ってたヤツなのだけど、その時から既に圧倒的な異彩を放っていたと思います。

なんていうかこう、お笑いのルールブックのキワを突く感じっていうんでしょうか、これまでのセオリーとは違った要素を笑いに転化するようなスタイルで僕にはとても面白かったです。

その後も着々と人気芸人になって、今やテレビでたくさん見掛けるようになりましたが、そんなスタイルは変わらずにむしろ、しっかりと確立されてきた感じじゃないでしょうか。最近だとMC寄りのポジションも少なくないけれど、それでもやっぱりこの人独特の存在感がキチンとあって、なんていうかこう「芸人の到達点としての司会者」というより「司会も芸の見せ場」みたいな方向性で取り組んでいる感じがします。

完全に当てずっぽだけど、多分相当アタマがいいというか反射神経がいいというか、普通の人より気付くコトのレンジが広くて敏感というか、あと何より狂気をたくさん隠し持っている感じがします。

そんな異彩具合から正にテレビの芸人さんとして同業者や業界内での評価がうんと高いのだと思うのだけど、これはお笑いスクールとかで習って覚えるようなのとは違う素養なので、このスタイルには中々フォロアーというか後に続く後進は出てこないんじゃないかとニラんでいます。

表面的な技術力の他に、独自新開発のお笑いエンジン(狂気と知性+説得力のハイブリッド)が搭載されているので、ちょっとやそっとではマネできない領域に居る人なんじゃないかと思うわけなんです。

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【おしらせ】いやはやホントにありがとうございます。

引越しのお休み明け早々、たくさんのご注文ありがとうございます。既に全てのハンコは製作済みですが今日は郵便局がお休みのため、明日火曜日(ハグの日)に一斉に発送させていただきますね。

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