イギリスには昔たくさん自動車会社があって、それらをグループ化してBMC(ブリティッシュモーターコーポレーション)っていう大きな経営母体を作ったそうで、いわれてみればMINIもオースチン製のヤツやモーリス製のヤツなんかがあったのは、同じグループ会社で同じクルマを別ブランドで販売していたみたいな時期があったからなんですね。
これは、そんなBMC時代の高級車部門のバンデンプラス社が作っていたプリンセスっていう小さな高級車を地でいくようなクルマで、以前は街で時々見かけたのだけど最近は滅多に見かけなくなった気がします。
これもミニ同様、同じBMCグループのウーズレー社やライレー社とかからも、ほぼ同じクルマが販売されていたのだけど、顔とかに結構違いがあって、僕はこのプリンセスが一番ピンと来ます。確かデザインはピニンファリーナじゃなかったかな。
で、前回に引き続き折り紙に絵を描いてみているわけですが、やっぱりボディ色を塗らなくていいのは楽チンですが色の付いた紙にマーカーを塗ると何色になるのか読めないトコに緊張感がありますね。
でも、仕上がりに60年代くらいの謎の外国人が描いたようなイナタい風合いが少し配合されるような気がして、ちょっと面白くて新鮮な感じがしています。どこか自分が描いたとは思えない雰囲気っていうんでしょうかね。
ただ、やっぱりこれもサイン代わりのハンコが全然見えないですね。
そこが惜しいなぁ。
※この原画はプレゼント済みです。