カワサキZ1【日本の大型バイクの原型というか模範かも/折り紙に描いてみる・その7】
最近これの後継にあたるモデルが発売されて、すごい勢いで売れている模様ですが、やっぱりこのバイクはカワサキのっていうか日本の大型オートバイの原型になるんだと思います。
もちろん他のメーカーにもそういう機種はあるのだけどカワサキの初期の四気筒は四十年くらい経っても「色褪せない」っていうか「現役感がある」っていうか、ずーっと艶っぽいままだと思うんですね。
これって、充分「クラシック」とか「ビンテージ」とかに分類されてていい年代の機種としては他に類を見ない特性だと思うのだけど、大事にしまっておくっていうより今もガンガン走らせるユーザーが多い気がするので、そういう人達の心意気がこのバイクを特別なものにしているに違いないと僕はニラんでいます。
あと、やっぱり造形的にカッコいいのでバイクに興味のある人は大抵好きになっちゃうカタチだと思うのだけど、特にタンクとサイドカバーとテールカウルの関係が密っていうのかな、最近はずっと「男カワサキ」みたいな無骨なイメージの強いメーカーだけど少なくともこの機種ではこの三つの部品をすごく美しく繊細にまとめていたと思います。
で、結局何がいいたいかというと残るモノってやっぱり美しいとかカッコいいってコトなんでしょうね。
僕はそういうバイクがこれからも、たくさん出たらいいと思うんです。