SR400【日本のオートバイの教典であり宝だと思う】
僕はSRX600の最終型に15年くらい乗っていた事があって、パーツをあれこれ交換したり、あちこちの調整を地道に詰めたりして要は自分の好みのハンドリングとかフィールとかをライフワーク的に試したり、オートバイそのものの構造とかを自分なりに解釈する教材としてとても気に入っていたんですね。
例えば、単気筒エンジンだとキャブを交換したりセッティングするのも楽ちんだし、そもそも、このバイクのカタチが好きだったっていうのもあるし。
なのでヤマハの単気筒バイクは馴染み深いというか身近な印象を持っていたのだけど、ふと僕はSR400に乗った事がないのに気がついて驚きました。我ながら。
オートバイの基本中の基本みたいなカタチで、長い事ヤマハのというか日本のバイクのスタンダードとしてのポジションを築いてきて、僕自身も常に気になるモデルだったのに乗った事がないんですよ。相当たくさんの色んなバイクに乗った事があるくせにSR400(500も含めて)に乗った事がなかったっていうのは、これはもう「カレーライスを食べた事がない」に匹敵する感じじゃないかと愕然としました。
そんなSR400が何回目かの発売休止を経て、またラインナップに復活したわけですが、このバイクは絶対に必要な日本の宝だと思うので、とにかく末永く続いていってほしいと心底思っています。
乗った事のない僕がいうのもあれなのだけど。