アメリカの大統領候補の話題が出るまで僕は、この人の事をしらなかったけどニューヨークの不動産会社の有名オーナーだそうですね。
辛口の物言いとか、思想とかで話題になっている模様ですが、人々の不満や不安が増える程、そういう人に人気が集まる感じは、なんか分かるような気がします。
完全にあてずっぽですが、フラストレーションを抱えた大衆の一部は、強くて自分達を中心に考えてくれる感じのリーダーを求めるようになって、そこで支持を集める方法としては色んな問題を単純化して、ついでに共通の敵を提示して物事が良くない状態にあるのを、その敵とか反対意見のせいにすることだったりするんじゃないかと思うんですね。
なんか悪徳商法なんかでよくいわれる手口みたいですけど、そういう手法って意外と効果的なのかもしれませんね。
なんていうか、対象が聞きたい事を聞きたいように話すという点ではニーズに合った方法ですし、そういう風に問題をまとめて、解決方法を辛口で説明してリードしてくれるのを歓迎する層っていうのも、きっと少なくないとも思います。
そういう意味では中々マトを得た手法やキャラクターだと思いますし、同時に、アメリカの人たちも結構大変なんだなぁと思ったりします。
あと、それだけ世界がキナ臭い感じになっているということかも知れませんね。
やっぱり、なんかコワいなぁ。
